日本 考古学 発祥の地 国指定史跡 大森貝塚
にっぽんこうこがくはっしょうのちくにしていしせきおおもりかいづか
京浜東北線 大森駅から北へ約500m、大森貝塚遺跡庭園(品川区大井6-21-6)には“モース博士像”と“品川区・ポートランド市姉妹都市提携記念のレリーフ”がある。
モース博士(エドワード・S・モース)は 明治初期に いわゆる“お雇い外国人”として来日し, 東京大学で生物学を教えた。大森貝塚の発見で知られるが,日本初の臨海研究施設である“江ノ島臨海実験所”を 開設した人物でもあり,これによって 江の島は「日本近代動物学発祥の地」と呼ばれる。 また 日本の風俗・陶磁器などにも興味を持ち,収集した多くの品は現在もボストン美術館に「モース・コレクション」 として保存されている。
この碑は,モース博士の生誕地である 米国メイン州のポートランドと品川区が姉妹都市提携を行った ことを記念して建立された。
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【リンク】大森貝塚遺跡庭園
写真
碑文
品川区・ポートランド市 姉妹都市提携記念日本考古学発祥の地
国指定史跡 大森貝塚大森貝塚は 明治10年(1877) アメリカ人 エドワード・S・モー ス博士によって発見され 日本 で初めて学術調査が行われた縄 文時代後期から晩期の貝塚遺跡 で 日本考古学発祥の地である
品川区は モース博士生誕の 地であるアメリカ合衆国メイン州 ポートランド市との姉妹都市提 携を記念してこの碑を建立する昭和60年5月
品川区
品川区教育委員会