レコード 発祥の地
れこーどはっしょうのち
川崎駅の東側、京急大師線
港町駅は、昭和7年(1932)に「コロムビア前」として開業時し、昭和18年(1943)の休止まで称された。当駅北側の集合住宅の敷地は、日本コロムビア㈱の工場跡地で、2007年に移転・閉鎖された。近くを走る国道15号線からも見えていたので、記憶にある先輩方は少なくないことだろう。
シングル盤とEPは同じ7インチ盤だが、シングル盤は45回転、EPはLPと同じ33 1/3回転で、EPの方がシングル盤よりも録音時間が長く「コンパクト盤」「17cm LP」などと呼ばれ、シングル盤とは盤面サイズ以外は別物である。
写真
碑文
レコード発祥の地
〜日本コロムビア川崎工場で生産された名曲・名盤
《シングルレコード》は直径17cm(7インチ)で45回転用の中心の穴を大きく開けたものが主流であったため、見た目のイメージからドーナツ盤とも呼ばれました。表裏に1曲ずつ収録して「A面」「B面」とし、A面曲をメインとしてヒットを狙うのが通常で、EPレコードと称される事もありました。
アナログからデジタルへ
~川崎発! SPレコードからCDへの歴史を紹介
《SPレコード》は初期の円盤式のレコードで、Standard Playing の略称です。LP(Long Playing)レコードに移行する1960年頃まで生産されていました。
直径は主に25センチ(10インチ)で、竹針や鉄針を用いた蓄音機で再生され、1分間に約78回転し、片面の記録時間は平均3分30秒と、とても短いものでした。
音楽のまち・かわさき
~この地で音楽が生まれて100年。そして、これからも想像し続けます
《CD》は現在主流の音楽メディアで、コンパクト・ディスクの略称です。
それまでのアナログ方式からデジタル方式への変換により、小サイズ大容量を実現しました。世界初のCDソフトは川崎工場で誕生しました。