放電 加工機 誕生の地

ほうでんかこうきはっしょうのち

放電加工とは機械加工法の一種で, 電極と被加工物との間に短い周期で繰り返されるアーク放電によって金属を切削・型彫りする技術。 機械的な方法では加工が困難な 硬い金属などに対して, 電気エネルギーによって精密加工するもので, 特に複雑な形状の金型の製作などに利用されている。

放電加工技術は旧ソ連において1960年ごろに発明され, 日本では 元 池貝鉄工(現 ㈱池貝)の社内に子会社として設立した日本放電加工研究所 (後の JAPAX→2006年清算)によって 開発・販売されたものが最初とされる。

ここ「かながわサイエンスパーク」は 1984年ごろまで 池貝鉄工の工場があった場所で, この碑はかながわサイエンスパークの設立20周年を記念して建てられた。

南武線 武蔵溝ノ口駅(東急 田園都市線 溝の口駅)から南東に900m。かわさきサイエンスパーク(KSP)の R&D棟の玄関ポーチの横に グレーの石碑が建っている。


再訪したら、風化や塗装劣化により文字が読み取りにくくなっていた。

写真

  • 放電加工機誕生の地
  • 放電加工機誕生の地 碑文
  • 放電加工機誕生の地 背面
  • 放電加工機誕生の地 (2019)
  • 放電加工機誕生の地 背面(2019)
  • 放電加工機誕生の地 (2019)
  • KSP (2019)

碑文

放電加工機誕生の地

1954年(昭和29年)3月
この地で 世界初の「放電加工機」が誕生した。
「硬い刃物によって金属を機械的に削る」方式に対して
「放電」という電気エネルギーによって金属を加工するという
発想にもとづく新しい工作機械の出現であった。
これは世界の工作機械史上に残る画期的なことであり
これに貢献した
井上潔博士 および彼を支援した
岡崎嘉平太氏の功績を称えて
この記念碑を建立する。

2006年(平成18年)12月吉日
KSP20周年記念事業
東京工業大学 学長 相澤 益男

地図

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高津区坂戸3丁目 付近 [ストリートビュー]