さつまあげ・かまぼこ 発祥の地

さつまあげかまぼこはっしょうのち

薩摩半島を市来いちき町から串木野くしきの市に北上し、市町の境界となっている“八房橋”を渡ると、橋脇に写真の看板がでている。

また、JR串木野駅前に「まぐろラーメン」の看板があり,ここにも「さつまあげ発祥の地」と書かれている。他にも 同様の看板が串木野市内に数ヶ所あるらしい。(2012年調べ)

「さつま揚げ」は魚のすり身を原料に油で揚げたもの。ゴボウやニンジンなどを中に入れたものや燻製にしたものなど、バリエーションが多い。文字通りに解釈すれば「薩摩の揚げ物」だが、いわゆる「練り物」の一種で、ハンペン・チクワ・カマボコなどの仲間。現地では「つけ揚げ」と呼ばれる。

さつま揚げの誕生は、江戸時代後期といわれている。その起源は諸説あるようだがいずれも確かな記録はないようで、その中で有力な説が2つ。

  1. 琉球渡来説
    沖縄には“チキアギー”という料理がある。“チキ”は“付ける・漬ける”、“アギー”は“揚げる”、あわせて“つけ揚げ“そのもの。料理の中身も魚のすり身に味付けを行い油で揚げたもの。類似点が多いというより、そのものずばりという感じがする。
  2. 島津斉彬開発説
    28代薩摩主島津斉彬が、紀州のはんぺんやてんぷら等を参考に海の幸を有効に利用する魚料理として考案したという説。産業振興に熱心だった島津斉彬だから、さつま揚げも...という発想らしいが、確証はなさそうだ。

なお、この発祥の看板には「さつまあげ・かまぼこ発祥の地」とあるが、串木野が「かまぼこの発祥地」であるという説はほとんど聞かない。

2005年10月11日、串木野市は隣接する市来いちき町と新設合併し消滅、新しくいちき串木野市の一部となった。

追記 2016.11

地図上の位置が2004年調査時と違っていますが、理由については調査していません。想像としては

  • 国道3号沿いの市域南北境界付近にあったものが、南側だけ何らかの理由で撤去した
  • 国道3号沿いの市来との境界付近にあったが、いちき串木野に合併したときに川内との境界付近に移設した
  • 市域内に複数存在するがたまたま国道3号線沿いだけ気がついた

など?

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/food/SatumaAge.htm

碑文

鹿児島名産
さつまあげ・かまぼこ発祥の地 串木野

串木野市観光協会

地図

地図

串木野 付近 [ストリートビュー]