西洋りんご 発祥の地

せいようりんごはっしょうのち

 
撮影:
2025年2月(写真 行政書士髙橋治誉事務所さん)

北海道新幹線 新函館北斗駅から北に4km、国道5号 赤松街道沿い 函館方面行の路傍に看板が設置されている。

明治初期、開拓使による農業振興の一環として、明治4年(1871) に設置された七重官園でアメリカから導入された西洋りんご苗が試験栽培されたのが始まりである。栽培された品種にはメイポールやアストラカンなどが含まれ、道南の冷涼な気候に適応させる技術が確立された。

これにより、七飯町は全国各地への西洋果樹栽培の技術的な出発点となった。現在、道の駅「なないろ・ななえ」の敷地内には「西洋果樹発祥の地」を示すモニュメントが設置され、開拓期の試験農園としての歴史が顕彰されている。

写真

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碑文

西洋りんご発祥の地 ~七飯町~

地図

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WJJR+8XR 七飯町、北海道 付近 [ストリートビュー]