スーパー堤防 発祥の地
すーぱーていぼうはっしょうのち
利根川右岸、国道356号 利根水郷ライン沿いの紀文工場の脇の小広場に石碑と説明板が設置されている。
写真
碑文
スーパー堤防発祥の地
千葉県知事 沼田 武 書
平成4年12月9日竣工記念
建設省
栄町
矢口工専組合
矢口 スーパー堤防のあらましスーパー堤防とは、一言で言うと台地のような堤防のことで、万が一計画を越える洪水が越流しても決壊しない堤防です。
矢口スーパー堤防は、利根川の浚渫土約120万㎥を盛土し、最大幅約300m、延長約1,600m、面積約32haの工業団地を造成したもので、昭和62年に浚渫開始し、平成4年度にすべての工事が完成しました。
事業は、建設省の特定高規格堤防整備事業(通称スーパー堤防)、栄町の新しい街作り事業と栄町矢口工専土地区画整理組合の土地区画整理事業の三者による共同事業として実施しました。
なお、建設省のスーパー堤防事業は昭和62年度から新規事業として始められたもので、我が国第一号になります。
今までは、川と街は堤防という大きな壁で区切られていました。ところが、スーパー堤防化にすることで、水辺と緑の自然な場所へ近づきやすくなり、うるおいのある安全な街になります。平成4年12月9日
建設省
利根川下流工事事務所