魚崎小学校 開校の地
うおざきしょうがっこうかいこうのち
阪神電鉄 魚崎駅から東に400m。阪神高速道路神戸線に面して覚浄寺(東灘区魚崎南町7-8-3)がある。この寺は平成7年(1995)の阪神大震災で倒壊し,その跡地は 現在は更地になっていて,仮本堂があるのみである。
境内の片隅には「江戸時代建築・浄土真宗 覚浄寺」と書かれた看板が横倒しのまま放置されており,その近くに「明治六年・魚崎小学校開校の地」と書かれた石碑が建っている。 魚崎小学校は,東灘区にある神戸市立の小学校。明治初期に学制が発布された直後に 覚浄寺の庫裏を借りて,寺子屋的に発足。 現在は 児童数約1470人(245人/学年)と,非常に規模の大きい小学校である。
- 1872 明治5年
- 学制発布
- 1873 明治6年
- 覚浄寺の庫裏を借りて創立
- 1883 明治16年
- 西浜田の新校舎に移転
- 1901 明治34年
- 東三反田新校舎に移転
- 1919 大正8年
- 魚崎村が魚崎町になり「魚崎町立尋常高等小学校」と改称
- 1930 昭和5年
- 新校舎建設 (この時の児童数 880名)
- 1941 昭和16年
- 「魚崎国民学校」と改称
- 1947 昭和22年
- 「魚崎町立魚崎小学校」と改称
- 1950 昭和25年
- 魚崎・御影・住吉・本庄の町が神戸市と合併。「神戸市立魚崎小学校」となる
- 1975 昭和50年
- 新校舎竣工。 開校記念碑を覚浄寺に建立(開校100年)
- 1995 平成7年
- 阪神大震災により 学校は避難所となる
- 2001 平成13年
- 新校舎建設 移転
平成30年(2018)になっても再建されないようだ。
写真
碑文
明治六年
魚崎小学校開校の地
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