薄皮饅頭の発祥
うすかわまんじゅうのはっしょう
東北新幹線 郡山駅から西に350m、大通りの南側に柏屋本店(郡山市中町11-8)があり、表示が掲げられている。平成26年(2014) 頃に建て替えた時に付けられたものとみられる。
文中の「うすい百貨店」とは、当地から200mほど南にある。可能ならば、柏屋発祥地に石標でも設置してもらいたい。
歴史ある柏屋の薄皮饅頭発祥の地へ pic.twitter.com/XE9ZZEx1oJ
— おいでよ福島 (@oifksm) May 15, 2022
写真
碑文
柏屋薄皮饅頭の発祥
奥州街道郡山宿、善導寺参道入口にあった旅籠屋・柏屋の薄皮茶屋(現在のうすい百貨店前)が、柏屋発祥の地です。
柏屋の初代本名善兵衛は、
「病に薬がいるように、健やかなものの心のなごみがいる」との思いから、薄い皮に餡がたっぷりの柏屋薄皮饅頭を考案いたしました。
黒船が来航する一年前の嘉永五年(一八五二年)のことです。
そのおいしさは評判となり、みちのく奥州街道の名物となりました。
明治二十年(一八八七年)、東北線郡山駅の開業に合わせ、柏屋は現在の駅前大通りに移転し、駅売りを開始いたしました。
これを機に柏屋薄皮饅頭は鉄道に乗り日本全国へと広がり、百六十余年にわたって福島の想い出と共に皆様にご愛顧いただいております。柏屋 五代目 本名善兵衛