早稲田大学 バレーボール部 発祥の地
わせだだいがくばれーぼーるぶはっしょうのち
西早稲田2丁目の 穴八幡神社の裏手に 「早稲田奉仕園」の建物群がある。穴八幡の南側(早大文学部と放生寺の間)を廻って, 早稲田奉仕園の 正門に出たら, 向かって左側の駐車場入口から 構内に入り, 1号館 奉仕園会館の北西角に赤い花崗岩の石碑が ひっそりと建っている。
早稲田奉仕園は, 明治41年(1908) に 米国バプテスト教会の宣教師(ベニンホフ博士)が キリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を開いたことに始まり, 『人を愛し人に仕えることのできる人間, 広く国際的視野に立つ青年』を育成することを 目的に 活動している団体 (財団法人)。
西早稲田のこの一角に6つの建物を有し, キリスト教関係の多数の団体がここに拠点を置いている。
たとえば・・・
- 日本基督教団
- 日本クリスチャンアカデミー
- 日本バプテスト同盟
- キリスト教学校教育同盟
- 日北米宣教協力会(JNAC)
- アバコクリエイティブスタジオ
- (早稲田教会)・シャブラニール
- ・・・他多数
早稲田奉仕園の敷地の中央に 「スコットホール (Scott-Hall)」と呼ばれる, 赤いレンガ造の 美しい建物がある。 これは スコット夫人の寄附によって, 大正10年(1921) に 建てられた教会で, 東京都の「歴史的建造物の景観意匠保存」指定を受けている。現在も 「日本キリスト教団 早稲田教会」として利用されている。
写真
碑文
早稲田大学
バレーボール部
発祥の地谷口清 書
バレーボール部創設時のホームコートは当時の主将, 赤城 功氏始め諸先輩達が, 奉仕園創始者であるベニンホフ先生の慈愛ある人間教育の精神を日頃より尊び, なおまた先生のご厚情により1931年早稲田奉仕園排球部と呼称する任意団体で当地にてスタートする。
西暦2001年6月吉日 建立
石施工 茨城県つくば市吉沼2524
(株) 塚越石材工業