税理士 データ 通信 発祥之地
ぜいりしでーたつうしんはっしょうのち
横浜駅から西300m。横浜ベイシェラトンホテルの西側の一角,NTTデータ NTTコミュニケーション横浜西ビル(横浜市西区北幸1-9-2 )の南東にある駐車場の片隅に石碑が建っている。
“税理士データ通信”とは,税理士が行う業務を,通信回線を介してコンピュータ利用するためのシステムである。初期のコンピュータの利用は,計算センターにデータを持ち込み,バッチシステムにより処理する方式が一般的であったが,やがて 通信回線に端末機を接続してコンピュータ処理する形態が,一部の企業などで利用され始めた。
本部を横浜市に構える東京地方税理士会は,税理士会データ通信協同組合を結成し,電電公社(現 NTTデータ)に対して,コンピュータの処理能力の向上・計算処理の迅速化をはかり,経済性に優れたシステムの開発を委託。昭和47年(1974) より 税理士専用のコンピュータシステムのサービスを開始した。
その後 インターネット技術の発展,高速通信網の普及,コンピュータの高性能化などに伴い,データ通信システムも逐次高度化を遂げ,また 利用組織も全国を網羅した“全国税理士データ通信協同組合連合会”となり,現在も全国の税理士に対してデータ通信システムを提供している。
写真
碑文
税理士データ通信
発祥之地1974.2.5 開通