長野県 下伊那農業 高等学校 発祥之地
ながのけんしもいなのうぎょうこうとうがっこうはっしょうのち
飯田線 鼎駅から南へ2km、国道153号の南側に運松寺があり、さらに路地を南西に150mほど進むと果樹圃の脇から民家へ通じる通路入口附近に黒い石碑が建っている。
下伊那農業高校は、大正9年(1920) 4月に、鼎小学校稲井分教場を仮校舎に、長野県下伊那農学校として開校した。
この碑は、昭和45年(1970) に創立50周年を記念して建てられたもので、令和元年(2019) には100周年を前に、松の根に押されて傾いた碑を修繕してお披露目した。
写真
碑文
長野縣下伊那農業高等學校發祥之地
芝原彦十 謹書
本校は郡下の農業振興を図って大正九年四月郡立の長野県下伊那農学校としてこの地にあった鼎小学校稲井分教場を仮校舎にして開校された 翌十年七月現校舎が竣工したのでこれに移り十一年四月県立に移管されさらに昭和二十三年四月学制改革によって長野県下伊那農業髙等学校となって今日に至る
創立五十周年記念祭の挙行に当たり学校同窓会PTA相謀り初代校長芝原彦十先生揮毫による碑を建立し本校発祥の地を永く記念する昭和四十五年十一月八日 記念式典の日
施工 宮下石材店
敷地提供者 唐澤寬次