連台寺柿 発祥の地

れんだいじがきはっしょうのち

 
撮影:
2014年8月(写真 まさ・なち さん)

近鉄鳥羽線 五十鈴川駅から西に2km。伊勢自動車道の“伊勢西”インターから御木本道路を北西に200mほど行くと“伊勢志摩みやげセンター王将”がある。その隣の“伊勢市特産蓮台寺柿脱渋共同出荷場”と看板のでた建物の前に『蓮台寺柿発祥の地』と書かれた大きな石碑が立っている。

連台寺柿は,三重県に産する渋柿で,ほとんどは伊勢市内という極く狭い地域でのみ栽培されているローカルな果物である。例年9月から11月にかけて収穫される渋柿で,多くは炭酸ガスにより渋抜きをして生食したり,干し柿に加工して食される。生産量が非常に少ないためほとんどが地元で消費されている。

名前の由来となった“連台寺”は,この地(伊勢市勢田)の御木本道路沿いにあった寺の名前で,これに因んで連台寺柿と呼ばれたが,連台寺は明治初年に廃寺となり現在は存在しないという。

写真

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碑文

連台寺柿発祥の地

地図

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伊勢市勢田町 付近 [ストリートビュー]