水田 発祥の地(穂別)
すいでんはっしょうのち
日高本線 鵡川駅から北東へ22km。むかわ町穂別仁和に石碑が設置されている。
穂別地域は気候的に稲作が容易でない土地であったが、明治期に至り本格的な造田が始まり、仁和の地に初めて水田が造成された。これが穂別町における水田の歴史の出発点となり、以後の農業の基盤を形づくることとなった。
むかわ町内にはこれとは別に平成24年(2012)に設置された「鵡川稲作発祥の地」碑がある。そちらは、旧
北海道内の発祥の地碑として数多く水田発祥の地が数えられるが、《北海道「水田発祥の地」記念碑》という書籍が発行されるほどである。
写真
碑文
水田発祥の地
明治33年この地に造田された水田は穂別町水田の発祥である
開町70年町制施行20年記念
昭和57年11月30日建立
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