水田 発祥の地(穂別)

すいでんはっしょうのち

 
撮影:
2025年8月(写真 まさ・なち さん)

日高本線 鵡川駅から北東へ22km。むかわ町穂別仁和に石碑が設置されている。

穂別地域は気候的に稲作が容易でない土地であったが、明治期に至り本格的な造田が始まり、仁和の地に初めて水田が造成された。これが穂別町における水田の歴史の出発点となり、以後の農業の基盤を形づくることとなった。

むかわ町内にはこれとは別に平成24年(2012)に設置された「鵡川稲作発祥の地」碑がある。そちらは、旧 鵡川むかわ町内の話であり、こちらは平成18年(2006) に隣接する鵡川町と合併してむかわ町になる前の穂別町の出来事を記録している。

北海道内の発祥の地碑として数多く水田発祥の地が数えられるが、《北海道「水田発祥の地」記念碑》という書籍が発行されるほどである。

写真

  • 水田発祥の地(穂別)

碑文

水田発祥の地

明治33年この地に造田された水田は穂別町水田の発祥である

開町70年町制施行20年記念
昭和57年11月30日建立

地図

地図

むかわ町穂別仁和 付近 [ストリートビュー]