土屋氏 発祥之地
つちやしはっしょうのち
小田急線 秦野駅から南東へ4.6km、天台宗 大乗院(平塚市土屋200)の南の墓地からさらに少し南にはずれた林の中に、土屋一族の供養塔がある。その入口近くに平成30年(2018) 発祥碑が建てられた。
除幕式も執り行われ、全国の土屋さんが集まったという。
当地は土屋一族の墓・館の入口にあり、ここから道をはずれて下っていくと石塔が並ぶ。
写真
碑文
土屋氏発祥之地
相模国中村荘司宗平三男宗遠
この地を領し地名を以て姓とす
土屋三郎宗遠公八百年遠忌記念
平成三十年(二〇一八)五月吉日建立
土屋三郎宗遠公遺跡保存会石工 小澤石材店
相州土屋氏始祖 土屋三郎宗遠公一族の供養塔
相州土屋氏の始祖
土屋 三郎 宗遠 公 は、桓武平氏 支流中村荘司 宗平 の三男として、大治三年(一一二八)相模国餘綾郡 中村 (現中井町)に生まれた。長じて武門に志し、当大住郡 土屋郷に本拠を置き、「土屋」の地名を以て屋号(姓)とし、三浦義継 の女 を妻とした。一方、土肥郷 (現湯河原町)に本拠を置く兄土肥次郎実平 らとともに、西相模一帯の強力な一陣営を為し、関東武士団として成長していった。(略)
昭和六十三年(一九八八)三月吉日
土屋三郎宗遠公八百年遠忌 平成三十年(二〇一八)五月吉日再建
土屋三郎宗遠公遺跡保存会