栃木県立 宇都宮工業高校 発祥の地
とちぎけんりつうつのみやこうぎょうこうとうがっこうはっしょうのち
校舎や設備の老朽化による自然災害への懸念のほか、設備の古典化により学習できる内容が現代の技術水準などさまざまな問題が指摘され、宇都宮工業高(宇都宮市京町9-32)は現在の雀宮地区へ移転。平成23年度(2011) 2学期(9月1日)から移転先での授業が開始された。
跡地には、特別支援高等学校と宇都宮市立一条中学校が跡地へ移転し、宇工発祥の地のモニュメントが設置された。石碑だけでなく、校門に取り付けられていたとみられるプレート等も共に配置されている。
宇都宮工業高、京町に「発祥之地」記念碑 同窓会が建立
【宇都宮】雀宮町に移転した宇都宮工業高が京町で発祥したことを示す記念碑の除幕式が20日、京町の同校跡地の県特別支援学校宇都宮青葉高等学園で行われた。記念碑は宇都宮工業高の同窓会が建立。(略)
移転の一方、同窓会では「高校生活を送った京町に思い入れがある。京町にあったことを記しておきたい」と記念碑建立を検討。15年12月に工事を終えた。費用は同窓会基金を充てた。
制作したのは二つの石碑。「発祥之地」と記された碑は高さ90センチ、横3メートル、幅15センチで、同窓生の福田富一(ふくだとみかず)知事が揮毫(きごう)した。もう一つは高さ95センチ、横1メートル75センチ、幅30センチで、旧校舎で歌われていた校歌が刻まれている。(以下略)
下野新聞 2016/2/21朝刊 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160221/2241762
【リンク】宇都宮工業高校
写真
碑文
栃木県立宇都宮工業高等学校
発祥之地栃木県知事 福田富一 謹書
沿革
大正12(1923)年から京町に在り、平成23(2011)年9月から雀宮町へ移転した。この間、32,200余名の卒業生を輩出し、地域の産業界はもとより教育・文化の発展等に多大な貢献を果たした。
平成27年11月
栃木県立宇都宮工業高等学校 同窓会
記念碑デザイン 同窓会長 岡田義治
施工者 福宮建設㈱ 福田二一