中国 野菜 栽培 創草の地
ちゅうごくやさいさいばいそうそうのち
東武野田線 豊四季駅と柏駅の中間あたり、稲荷神社前信号の南側にある立派な門構えの農家の前に、石柱が建つ。中国野菜といってもいろいろあるが、本当にいろいろな中国野菜を日本で本格的に初めて手掛けたのが、西川ファームである。そもそもの興りは、本格的中国料理店の中国人調理人が「中国野菜がないので本場の中国料理が作れない」と言ったことに奮起したということらしい。
石碑自体に目立った汚れ等はなくよく手入れされているものの、平成8年(1996) の建碑から20年以上が経過しており、白色だったと見られる文字が褪色していて何が書かれているのか解読するのに難儀した。せっかく四面に事が詳しく刻まれているのだ。お孫さんも農業に参加されていてこの先も長く農業が続きそうなので、DIYでもいいので後世に伝わるよう手を打っていただきたいところだ。
西川ファームは具体的には
写真
碑文
中国野菜栽培創草の地
中国菜、心にしみる美味しさに
我れ一筋に農魂耕心創意工夫・探究心・実践・学ぶことは最大の資産 よい土を作り、環境に調和した、地球に優しい安全な野菜を栽培し、その美味しさに我も喜びを覚える お客様の心を笑顔にまた学び生き甲斐ある農魂耕心にて研究・努力・技術・普及に心で究め安全安心を第一に考え 輝く太陽の下で、お客様と常に融和共生し汗を流してきた
創始者 西川述夫
中国野菜栽培研究開始 昭和50年4月吉日
創始者 千葉県柏市新富町
西川述夫中国野菜栽培開始記念碑建設
平成8年4月
長男 西川喜代志
次男 西川圭二 建之