岩手県立 釜石 商業 高等学校 発祥之地
かまいししょうぎょうこうとうがっこうはっしょうのち
釜石線・山田線および三陸鉄道南リアス線の共通駅・釜石駅から 南東に2km。
釜石商業高校は,昭和8年(1933) に「町立釜石商業学校」として開校, この地に新築した校舎で授業を開始した。ちなみに この年は有名な「(昭和)三陸大津波」が発生し,死者行方不明者は 1500名余(釜石市で 240名余)という甚大な被害を被っている。
昭和13年(1938)「県立釜石商業高校」と改称。 戦後一時「県立釜石高等学校商業部」「県立尾崎高等学校商業部」と称した時代があったが, 昭和27年(1952) 現在の「県立釜石商業高等学校」となり, 昭和46年(1971) に釜石市平田に移転し現在に至っている。
なお,釜石商業高校は 平成21年(2009) に釜石工業高校と合併して,釜石商工高校となり, 釜石市大平の 釜石工業高校の敷地に新校舎を建設して開校することになっている。
写真
碑文
鷲ヶ陵
岩手県立釜石商業高等学校
発祥之地昭和八年四月二十三日開校
沿革
- 昭和8年4月
- 仮校舎から新築の嬉石校舎に移転する
(1年生 57名,2年生 56名, 教職員 10名)- 昭和13年4月
- 町立,市立を経て県立に移管する
- 昭和46年4月
- 平田の地へ新築移転する
釜商創立60周年記念実行委員会
平成五年十月二十一日 建立