日本 野球 発祥の地

にっぽにゃきゅうはっしょうのち

学士会館の正面玄関前北側の道路に面してこの碑が建つ。2003年12月6日に除幕式が行われたできたてホヤホヤの発祥の地碑である。

学士会館は東京大学の前身開成学校が開設された場所で、ここに招聘された米国人教師ホーレス・ウィルソン氏が生徒たちに野球の指導をしたことが、日本における野球の始まりとされたという。

『ボールを握る右手』をかたどった碑はブロンズ製で、高さ2.4メートル。ボール上には世界地図が描かれ「日本と米国を縫い目によって結ぶことで野球の国際化を表現」しているとのこと。ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して学士会と野球体育博物館が建立した。

近くに寄って見ると手の形がちょっと生々しい。

日本野球発祥の地

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/sports/baseball.htm

碑文

日本野球発祥の地

 この地には、もと東京大学およびその前身の開成学校があった。1872(明治5)年学制施行当初、第一大学区第一番中学と呼ばれた同校でアメリカ人教師ホーレス・ウィルソン氏(1843~1927)が学課の傍ら生徒達に野球を教えた。この野球は翌73年に新校舎とともに立派な運動場が整備されると、本格的な試合ができるまでに成長した。これが「日本の野球の始まり」といわれている。76年初夏に京浜在住のアメリカ人チームと国際試合をした記録も残っている。

 ウィルソン氏はアメリカ合衆国メイン州ゴーラム出身、志願して南北戦争に従軍した後、71年9月にサンフランシスコで日本政府と契約し、来日、77年7月東京大学が発足した後に満期解約、帰国した。

 同氏が教えた野球は、開成学校から同校の予科だった東京英語学校(後に大学予備門,第一高等学校)その他の学校へ伝わり、やがて全国的に広まっていった。

 2003年、同氏は野球伝来の功労者として野球殿堂入りした。

 まさにこの地は「日本野球発祥の地」である。

2003年12月  (財)野球体育博物館

地図

地図

千代田区神田神保町1丁目 学士会館 付近 [ストリートビュー]