濃尾平野 発祥の地
のうびへいやはっしょうのち
名古屋鉄道の犬山線の大山寺駅から 北東に800m。岩倉市立南部中学校の南,五条川待合橋脇に ガードレールを背景にして高さ1メートルほどの石碑が建っている。
濃尾平野といえば,岐阜県南西部から愛知県北西部にかけて広がる平野で,面積は(計測の仕方にもよって いろんな数字が出るだろうが)およそ2,2,000平方キロもある。関東平野の 1/10 ぐらいの面積である。その発祥の地が,この五条川の土手になるのだろうか? どう考えても納得がいかない。
この碑のすぐ横には「五条川改良圃水田開創竣工顕彰碑」という大きな記念碑が建っていて,これの最後に「事業主、当村 加藤鎌一 建之」とかかれており,「濃尾平野発祥の地」の裏面に書かれた碑文「加藤健一」と同一人物らしい。
ほとんど根拠もなしに勝手に想像すると.五条川の治水工事が端緒となって,木曽三川の治水がおこなわれ,濃尾平野が現在のように安定した肥沃な土地になったということを言いたかったのだろうか。
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