東京経済大学 発祥の地
とうきょうけいざいだいがくはっしょうのち
虎ノ門の 国立印刷局の前, ホテルオークラの裏に新日鉱ビル(港区虎ノ門2-10-1)がある。 この敷地の西側の江戸見坂に面して 発祥碑が建つ。
東京経済大学は明治33年(1900) 大倉喜八郎によって, 当時の赤坂葵町 (現在のホテルオークラ隣接地)に創立された 「大倉商業学校」が前身。以来, 大倉高等商業学校, 大倉経済専門学校を経て, 太平洋戦争後 「東京経済大学」となった。
大倉喜八郎は 明治・大正期の実業家で, 戊辰戦争・日清戦争・日露戦争などで 軍需品を調達して巨利を得,大倉財閥を築いた。彼の興した事業は多方面にわたり, 商事会社・鉱山・土木などを経営。 ホテルオークラ・大成建設は 大倉財閥から発展した企業である。
新日鉱ビルは、虎ノ門ツインビルディングとなった
写真
碑文
東京経済大学発祥の地
1900年 この地に大倉商業学校開校
1920年 大倉高等商業学校となる
1945年 戦災により校舎焼失
1946年 国分寺市(当寺国分寺町)へ移転
1949年 東京経済大学となる1990年10月 東京経済大学