豊田 発祥の地

とよたはっしょうのち

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名鉄 名古屋本線・犬山線 栄生《さこう》駅から南東に400m、トヨタ産業技術記念館(名古屋市西区則武新町4丁目1-35)南側入口の門扉脇に、教育委員会が設置した立札がある。ここは、豊田佐吉が自動織機の研究開発と実用化を進めるため、明治44年(1911) に豊田自動織布工場を設立した場所であり、トヨタグループの原点となった。

豊田佐吉は、明治23年(1890) に豊田式木製人力織機を発明して以来、動力織機や自動織機の研究を続けていた。欧米視察を経て帰国した佐吉は、自らの発明を実際の工場で試験し、改良するための拠点として同工場を設立した。工場では織布事業を営みながら自動織機の開発を進め、明治47年(1914) には良質な糸を確保するため紡績設備も導入した。

大正7年(1918) には事業を株式会社組織に改め、豊田紡織株式会社を設立した。その後、この工場は豊田紡織の本社工場となり、繊維産業を基盤とする豊田グループの中心拠点となった。

昭和10年(1935) 5月には、この工場の一角でトヨダ・A1型試作乗用車が完成した。豊田自動織機およびトヨタ自動車をはじめとするトヨタグループの事業が本格展開する起点となった。大正15年(1926) には株式会社豊田自動織機製作所の設立総会が開催され、昭和12年(1937) にはトヨタ自動車工業株式会社の設立総会も開かれた。

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碑文

豊田自動織布工場跡

この地は、世界の紡織業・自動車業界に偉大な貢献をした豊田発祥の地である。
明治二十九年(一八九六)、国産初の動力織機を完成した豊田佐吉は、四十四年、この地に豊田自動織布工場を開設し、大正十三年(一九二四)に画期的な自動織機(G型)を完成した
更に、同十五年には刈谷に豊田自動織機製作所を設立し、自動織機を量産し、後には、自動車の研究も始め、昭和十二年(一九三七)にトヨタ自動車を分離独立した。
旧豊田紡織本社工場に残された貴重な建物を利用し、産業技術記念館が平成六年に開館した。

名古屋市教育委員会

地図

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西区則武新町4丁目 付近 [ストリートビュー]