筑紫の名の発祥地

つくしのなのはっしょうち

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「日本最初の植林地 基山」の副碑の中で、筑紫の名の発祥地であることに触れられている。

日本植林発祥之地

写真


碑文

日本植林發祥の地

日本最初の植林地 基山

ここ基山(きざん)から東に続く丘陵地は筑紫(つくし)の名の発祥地で、わが国最初の植林地と伝えられる。

日本書紀に次のようにみえる。
『初の五十猛神(いたけるのかみ)、天降(あまくだ)ります時に、多(さわ)に樹種(こだね)を将(も)ちて下る。然れども韓国(からくに)に殖(う)えずして、盡(ことごとく)に持ち帰る。遂に筑紫より始めて凡(すべ)て大八洲国(おおやしまのくに)の内に、播殖(まきおお)して、青山に成さすということ莫(な)し。』

江戸時代の学舎、貝原益軒、明治時代の文学者久米邦武博士共に「筑紫」とはここ「きのやま」(基山)と断定されている。

昭和六三年五月 基山町