山手小学校発祥乃地

やまてしょうがっこうはっしょうのち

地下鉄県庁前駅から北に200ｍ。相楽園の東側に隣接してこうべ小学校（中央区中山手通4丁目23-2）がある。学校の敷地の南隅にある正門の扉のすぐ内側に石碑が建っている。

山手小学校は，かつてこの地にあった神戸市立の小学校。明治34年(1901) に「山手尋常小学校」として開校し，隣接する諏訪山小学校は男子校，山手小学校は女子校であったが，大正15年(1926) より男女共学となった。昭和22年(1947) に「神戸市立山手小学校」と改称。阪神大震災の前年平成6年(1994) に，近くの下山手小学校と統合されて「山の手小学校」となった。

山手小学校閉校後の跡地は，北側に隣接していた諏訪山小学校（こうべ小学校の前身）に吸収された。このため，現在の「こうべ小学校」の敷地は非常に広く，正門の内側には広い庭園があって，その内側に十分な面積のグラウンドがあるという恵まれた環境である。