電気事業 発祥の地
でんきじぎょうはっしょうのち
高徳線・牟岐線 徳島駅から南東へ350m、四国電力徳島支店の玄関の左方、車両出入口脇に、古ぼけたレンガ積みがあり、その上に説明板がひょっこり覗いている。
写真
碑文
電気事業発祥の地
明治27年(1894年)に設立された徳島電灯株式会社は、寺島本町のこの地に20キロワットの発電機5台の石炭火力発電所を建設した。
翌28年の1月9日、徳島にはじめて電灯がともされたが、これが四国における電気事業のはじまりとされている。
この煉瓦は、90年ぶりに掘り出された当時の発電所の基礎の一部で、この地の由来を永く語りつづけるモニュメントである。