兵庫県 農業 技術 開発 発祥の地

ひょうごけんのうぎょうぎじゅつかいはつはっしょうのち

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山陽電鉄 西新町駅から北に1.2km、兵庫県立明石西公園(明石市北王子町13)敷地にドーナツ型の屋外彫刻が目を引く牛尾啓三の手による石碑が平成7年(1995) から設置されていたようだ。

兵庫県では明治27年(1894) 4月、明石郡明石町王子村、現在の明石市北王子町に兵庫県農事試験場が設立された。これが現在の兵庫県立農林水産技術総合センターにつながる農業研究機関の出発点である。

農事試験場では、県内の農業生産の改良を目的として各種の試験研究が行われた。大正9年(1920) には農業技術員の養成も開始され、農業技術の研究だけでなく、その普及を担う人材の育成にも役割を広げた。

明石の農事試験場は、酒米研究の歴史においても重要な場所である。大正12年(1923) には、ここで山田穂を母、短稈渡船を父とする人工交配が行われ、後の山田錦につながる育種研究が始まった。さらに昭和3年(1928) には加東郡福田村に酒造米試験地が設けられ、酒米の品種改良と栽培研究が専門的に進められた。

その後、昭和25年(1950) には農事試験場、農林講習所、種畜場、経営伝習農場が統合されて農業試験場となり、さらに昭和50年(1975) には農業大学校などとともに農業総合センターへ再編された。現在の兵庫県立農林水産技術総合センターは、この系譜を受け継ぐ研究機関である。

その後、この石碑はどこにどのように設置されているのかいないのかよくわからない。

明石西公園は平成7年(1995) に山田錦を開発した兵庫県立農事試験場の跡地に作られたが、平成24年(2012) 3月限りで閉園となり、敷地の大半は隣接する兵庫県立がんセンターの施設内緑地の扱いとなった。

写真


碑文

兵庫県
農業技術開発発祥の地

1995年
10月吉日建立

地図

地図

明石市北王子町 付近