滋賀県 水産試験場 発祥の地
しがけんすいさんしけんじょうはっしょうのち
東海道本線 南彦根駅から北西に2km、近江鉄道本線(彦根・多賀大社線)彦根口駅から西に2.2km、滋賀県立大学職員宿舎(彦根市平田町564)駐車場入口脇に、背の低い石碑が置かれている。
明治33年(1900) 4月、滋賀県水産試験場は犬上郡福満村大字平田(現・彦根市平田町)に設置された。設置の目的は、水産種苗を養成して琵琶湖や河川へ放流し、水産資源の増大を図るとともに養魚の普及発展を進めることにあった。全国に先駆けて開設された同試験場では、琵琶湖放流用のコイの種苗生産事業をはじめとする調査や研究が行われた。
現地は豊かな湧水に恵まれた土地であり、多量の魚苗を養成して県下の水産業を振興する拠点が築かれた。開設後も水産技術の確立や淡水水産業の発展に貢献し、後に本場が移転された後も旧本場は平田試験池として利用された。
写真
碑文
發祥の地
滋賀県水産試験場発祥の地
豊富な湧水に恵まれたここ旧犬上郡福満村平田は、「多数ノ魚苗ヲ養成シ、以テ之ヲ湖川ニ放流シ、県下漁産ノ富ヲシテ益饒多ナラシムル」の精神の基、明治33年全国に先駆け水産試験場が設置され、幾多の業績を世に送り出した由緒ある地である。
平成9年3月 ひらた会 記
原文侭
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