上尾幌  小学校 発祥の地

かみおぼろしょうがっこうはっしょうのち

花咲線(根室本線)上尾幌かみおぼろ駅から南東に300m、町立上尾幌へき地保育所と表示がある建物(厚岸郡厚岸あっけし町上尾幌10)敷地の隅に存在感のある石碑がある。厚岸町上尾幌地区における教育の始まりを示す歴史的拠点である。

大正8年(1919) 4月4日、児童数54名をもって「尾幌尋常小学校上尾幌特別教授所」としてこの地に開校した。昭和11年(1936) に新校舎(厚岸町上尾幌6)に移転するまで、この地で教育活動が行われた。

移転後、昭和22年(1947) には上尾幌中学校が併設された。昭和38年(1963) 11月には真龍しんりゅう中学校へ統合され中学校閉校。上尾幌小学校はその地に残ったが、厚岸町立真龍小学校に統合され、上尾幌分校となった。

真龍小学校上尾幌分校は、昭和40年(1965) 再び単独校の「上尾幌小学校」改組されたが、平成21年(2009) 3月31日に閉校。厚岸町立真龍小学校(厚岸町真栄2丁目1)へ統合された。

石碑の台座には、タイムカプセルを埋設したので100周年の記念に開けて欲しいと希望が刻まれているが、タイムカプセルが開かれたという報道やブログ記事は見つけられない。

なお、へき地保育所は昭和30年代(1960) 頃に上尾幌地区の未就学児を対象に開設されたが、児童減少で休所となっている。厚岸町立へき地保育所条例ではまだ規定があるので、手続上は廃止になったとは言えないようだ。

写真

  • 上尾幌へき地保育所
  • 上尾幌小学校発祥の地
  • 上尾幌小学校発祥の地 背面碑文
  • 上尾幌小学校発祥の地 台座碑文
  • 上尾幌小学校発祥の地

碑文

上尾幌小学校発祥の地

上尾幌小学校創立七十周年記念

上尾幌小学校発祥の地 碑文

大正八年四月四日 上尾幌小学校は尾幌尋常小学校上尾幌特別教授所として児童数五十四名で創立された
おもうにこのところこそ正に上尾幌の教学発祥の地である
時代の変遷と 共に力強く逞しく生きようとする今日上尾幌小学校創立七十周年記念の日に当りこの学舎にありし日の数々の夢を想起し学ぶ者に命の無限なるを想い栄光の歴史を偲びここ先輩螢雪の地に碑を建て感懐を記録埋設して後代にこれを伝える

平成元年十一月五日

上尾幌小学校創立七十周年記念協賛会

書 石原行雄

後代への伝言

上尾幌小学校創立七十周年記念事業の一環としてこのところにタイムカプセルを埋蔵する。
カプセルの中には記念事業の記録現在の社会生活・学校教育の姿と上尾幌開基以来の歴史を蔵し伝える。
二〇一九年四月四日創立一〇〇周年記念日に往時を偲び開箱することを希望する。

地図

地図

厚岸町上尾幌 付近 [ストリートビュー]