新白糠炭砿創操業地記念碑
しんしらぬかたんこうそうぎょうちきねんひ
根室本線 白糠駅から北東に2.1km、舗装路から砂利舗装路でちょっと戻る感じの場所に石碑がある(北海道白糠郡白糠町石炭岬17-1)。記念碑は、かつての選炭場の壁を利用して設けられている。新白糠炭鉱の操業地そのものに、炭鉱施設の遺構を生かして記念碑を残している点に特徴がある。
新白糠炭鉱のあった石炭岬周辺は、古くから石炭の存在が知られていた地域である。明治25年(1892) には鉱業権が登録され、その後、鉱業権者が変わりながら小規模な採炭が行われた。戦後になると、この地域で新たな炭鉱開発が進められた。
昭和22年(1947) に新白糠炭鉱が操業を開始したと記録されている。昭和33年(1958) の資料によれば、新白糠炭鉱は三菱鉱業株式会社から租鉱権を得て採掘を行っており、岬第2斜坑、北1坑、北2坑などで操業していた。
新白糠炭鉱は昭和39年(1964) に閉山した。
写真
碑文
新白糠炭砿創操業地記念碑
新白糠炭砿創操業地記念
新白糠炭砿は、昭和二十年在村の今野滝雄氏が、三菱鉱業株式会社から鉱区使用権を得て採炭をしたのが創始である。翌年新白糠炭砿株式会社を設立、三菱鉱業は租鉱権を契約操業した。
最盛期は、年産五万八千トン従業員三百二十人を擁し戦後の白糠の隆興に多大な貢献をした。昭和三十九年国のエネルギー事情と水害等により閉山の止むなきに至った。本砿で仂いた多くの人達の偉業と事蹟を顕すため、当時の選炭場跡施設を活用、創操業の記念としてこの碑を建てる。平成八年一月
白糠町
町長 千葉 清 書
コメント