カニカマ 発祥の地

かにかまはっしょうのち

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撮影:
どなたか見てきてください!

北陸新幹線 金沢駅から南東に1.8km、スギヨ社が設置したうな蒲ちゃん自動販売機側面に記されている。大きな住宅のようにも見える立派な門前に、出入りを塞ぐように自動販売機が設置されている。勝手口と見られる入口には個人名かと思われる表札が出ていて、表札の人物とスギヨ社の関連はとくに公表された情報を見つけられない。設置当初はぶどうの森の販売機と2台並べられていたが、いつのまにかうな蒲ちゃん1台となり、左側面だけの表示が右側面にも追加された。

カニカマ発祥の地は、石川県七尾市である。七尾市の水産加工会社スギヨが、昭和47年(1972) に世界初のカニ風味かまぼこ「かにあし」を発売したことから、七尾市はカニカマ発祥の地とされている。令和8年(2026) 2月22日には、七尾市が「カニカマ発祥の地」であることを正式に宣言した。

カニカマの開発は、当初からカニを模した食品を作ることを目的としていたわけではない。スギヨでは、昭和40年代に人工クラゲの開発に取り組んでいた。その試作品を改良する過程で、細かくしたものを束ねるとカニの脚肉に似た食感になることが発見された。そこで開発の方向を人工クラゲからカニ風味のかまぼこへ転換し、すり身を用いた製品の研究が進められた。

こうして昭和47年(1972) に完成したのが「かにあし」である。カニ脚肉をほぐしたようなフレーク状の商品で、カニの風味と食感をかまぼこで再現したものであった。発売後、築地市場を通じて広まり、短期間で大きな人気商品となった。

同時期には他のメーカーによる開発も進められた。兵庫県姫路市に本社を置く「ヤマサ蒲鉾」は、昭和47(1972) 年にかに風味のかまぼこ「蟹かまぼこ」を開発した。また、広島県広島市の「大崎水産」は、昭和49(1974) 年に棒状に束ねた繊維状のカニ風味蒲鉾「マリンフレッシュ」を発売した。

その後、昭和49年(1974) にはスティックタイプが登場し、カニカマはサラダなどに利用される食品として普及した。さらに形状や食感、風味の改良が重ねられ、海外にも広がっていった。

→ かにつめ風かまぼこ発祥の地

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碑文

カニカマ発祥の地

新しい食に挑戦中 

株式会社スギヨ

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金沢市尾張町6丁目 付近 [ストリートビュー]