倶知安町は 此処から創る

くっちゃんちょうはここからつくる

函館本線 倶知安くっちゃん駅から東に5km。国道276号(尻別国道)に面する長願寺から300mほど東,国道の北側に「倶知安町は此処から創る」と書かれたやや小型の石碑と,その隣に副碑が建っている。碑の隣には「学校教育発祥之地 八幡」という石碑もある。

倶知安町は羊蹄山の北麓にあって,広い意味での“ニセコ”地域の一部をなしている。倶知安への最初の入植は明治25年(1892),徳島県出身者によって行われた。明治26年(1893) に倶知安村が設置され,八幡のこの地に戸長役場が置かれた。

最初 村の中心は 八幡のこの地付近であったが,明治37年(1904) に倶知安駅ができると,中心は駅の近くに移っていった。

明治43年(1910) に後志しりべし支庁が倶知安村に置かれ後志地方の中心となり,1916(大正5)年には 町制が敷かれて倶知安町となった。この頃に役場も現在地(倶知安駅の東1㎞)に移転している。 現在の人口は 約15,000人。

写真

  • 学校教育発祥之地八幡 と 倶知安町は此処から創る
  • 倶知安町は此処から創る
  • 倶知安町は此処から創る

碑文

倶知安町は此処から創る

明治29年4月25日 倶知安村戸長役場設置
明治29年9月11日 倶知安(現八幡)小学校創立
  これに加えて巡査駐在所等創建時
  行政教育保安等の中心地であった
        初代戸長 大井幹夫
        初代校長 上田甚助
     昭和47年11月3日 倶知安町

地図

地図

虻田郡倶知安町八幡 付近 [ストリートビュー]