小田原 高等学校 発祥之地
おだわらこうとうがっこうはっしょうのち
小田原駅の東口。駅前広場に面して、駅に向って左端近くに、高さ1.5mの白い石碑が建つ。
この石碑は 小田原高校創立100年を記念して 平成13年(2001)に小田原駅東口に建立されたが, 小田原駅東西自由通路開設に伴う駅改築工事のため 一時的に撤去されていた。 2005年10月頃から 再び駅東口に再建された。
なお、小田原高校は平成16年(2004)4月に、旧 小田原高校と旧 小田原城内高校が合併して、新 小田原高校(単位制高校)としてスタートした。城内高校は明治36年(1903)創立の、数少ない県立女子高だったが、小田原高校との合併により平成16年(2004)に100年の歴史を閉じた。小田原城学橋前付近に“城内高校建学100年記念碑”が建っている。
写真
碑文
小田原高等学校発祥之地
明治33年(1900)神奈川県第二中学校設置が認可され, 翌年ここ新蔵 揚土の地に開校した。その後県立第二中学校、県立小田原中学校と改称。 大正3年, 東海道線小田原駅開設のため, 北条5代の小田原城址であり宮内省の御料地 であった八幡山の現在地に移転。昭和23年 県立小田原高等学校となった。
神奈川県立小田原高等学校
創立百周年記念事業実行委員会平成13年4月吉日
題字 大島修穂
神奈川県立小田原城内高等学校
建学100年記念碑明治36年、女子高等教育のための学校設立に情熱を傾けた地元有識者の尽力により、お濠端のこの地に小田原高等小学校女子部講習科が開かれ、明治40年町立小田原女学校として開校、翌年高等女学校となり、44年新校舎が落成いたしました。
その後震災、戦争など時代の変遷と共に校舎は数度移転し、校名も県立小田原高女、県立小田原女子高、県立小田原城内高校と変わり、神奈川県の女子教育の拠点の一つとして百年の歴史を刻んで参りました。
平成16年4月からは、県の教育改革によって県立小田原高校と再編統合され、新たに単位制高校として発足することになりました。
ここに建学百年を記念してこの碑を建立します。平成15年10月吉日
神奈川県立小田原城内高等学校
同窓会 梅窓会