栃農 発祥之地
とちのうはっしょうのち
両毛線・東武日光線 栃木駅から東に1.3km。栃木市の南東部に 天台宗 円通寺がある。 寺の本堂横に「栃農発祥之地」と刻まれた 黒御影石の石碑が建っている。
「栃農」とは 現在の“栃木県立栃木農業高等学校”の略称。 栃木県に2校ある“農業高校”の一つで, 栃木県には他に 農業科のある高校は5校ある。
設立以来の詳しい沿革は不明だが, 栃木農業高校のホームページによると, およそ以下の通り。
- 明治40年(1907) 円通寺を校舎として創立。「栃木県下都賀郡立栃木農学校」。
- 大正12年(1923) 栃木県立に移行し「栃木県立栃木農学校」と改称。
- 昭和48年(1948) 学制改革により高等学校となり「栃木県立栃木農業高等学校」と改称。
写真
碑文
栃農発祥之地
建立の趣旨
明治四十年四月三十日 下都賀郡立栃木農学校として
名刹円通寺に開校
以来「質実剛健 進取自治」の校訓に則り 平和と
豊かな郷土を土の文化とともに創造し幾多の人材を輩出
した ここに九十年の歴史を重ねたことを記念して建立平成九年十一月 吉日
栃木県立栃木農業高等学校
創立九十周年記念事業実行委員会