浦和 一女 発祥の地
うらわいちじょはっしょうのち
埼玉県庁の 300m東, 埼玉会館の北に隣接して 埼玉県立浦和図書館がある。レンガ色の浦和図書館の前, 道路に面して 写真の石碑が建っている。
4本の石柱が 面状に並び, 大小7つの円が刻まれた, 大変ユニークなデザイン。 浦和第一女子高校は, 明治33年(1900) にこの地に「埼玉県高等女学校」として設立され, 10年後に ここから南東に700mの地 岸町3丁目に移転した。
写真
碑文
浦和一女発祥の地
明治三十三年, この地に埼玉県高等女学校が誕生, 翌年, 埼玉県女子師範学校に併置され, 埼玉県立浦和高等女学校と改称, 女子教育の中核をなす。
明治四十三年 浦和町字宿台(現浦和市岸町)へ移転, その後 女子師範から分離して, 現在の 埼玉県立浦和第一女子高等学校の前身となる。
創立百周年を記念し, ここ発祥の地に碑を建立する。平成十二年十一月四日
埼玉県立浦和第一女子高等学校創立百周年記念事業実行委員会
望みはわきてかぎりなく
創立百周年記念碑
テーマ“つなぐ一意志一” 喜古容子(平成11年度卒)
“この学校を媒としてどれだけ多くの人間がつながっていることだろう。100年もの長きにわたって人々をつないできた一女。私達は選ばれ、一女を通してつながっていく。でもそれは、少なくとも私達の意志だ。私達は選び、選ばれつないでいく。意志をもって自らをつなぐ。そしてその意志こそがこの一女をつないできたのだ。私達はつなぐ、私達の心を。これからもずっと。”
デザイン 江原麻衣(平成11年度卒)
平成12年11月4日 建立
埼玉県立浦和第一女子高等学校
創立百周年記念事業実行委員会記念碑制作・KOBATAKE工房