安母尼亜 合成工業 発祥之地

あんもにあごうせいこうぎょうはっしょうのち

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撮影:
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下関三井化学工場内に立つ。

ロンドン支店を通じてフランスのレール・リキド社が開発したアンモニア合成技術「空中窒素固定法」の特許を取得、大正11年(1922) に下関・彦島にクロード式窒素工業(現 下関三井化学)を設立した。この合成アンモニア工業は、高温・高圧で触媒を使用することから我が国の重化学工業の先鞭となる事業で、今日の巨大装置産業の基礎を築く画期的な役割を果たしたといえる。

またこの技術により、従来輸入に頼っていた窒素肥料を国産に切り替えることにより輸入肥料の90%近くを節約できるとされ、低廉な肥料を供給し、食糧問題の解決にも寄与することが可能となった。

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碑文

我国安母尼亜合成工業発祥之地

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下関三井化学 付近