紀南における 鉄道発祥の地

きなんにおけるてつどうはっしょうのち

紀勢本線 紀伊勝浦駅 東側(勝浦港側)出口を出た観光案内地図の足元に、小振りながら堂々とした石碑が設置されている。大正元年(1912) 末に、紀伊勝浦から三輪崎までの間の仮営業が開始されたことから平成24年(2012) に100周年を祝って設置されたもの。

紀伊勝浦~新宮間で正式営業を始めたということで、新宮駅前にも石碑がある。

写真


碑文

紀南における
鐵道発祥の地

新宮鐵道

1912年(大正元年)12月4日、紀南地方初の鉄道が、ここ勝浦駅を起点として三輪崎駅まで仮営業を開始。翌年3月1日、勝浦〜新宮間の正式開業となり、以後二十年余、木材輸送と観光を中心に当地方の産業文化の発展に多大に寄与。1934年(昭和9年)、「紀勢中線」として国有化、次第に延長されて紀伊半島一周鉄道の礎となり、紀南の更なる発展に貢献。
ここに開業百周年を迎え、地域先人の功を讃え祝するものである。

2012年12月1日 記 
熊野の鉄道百年を祝い未来を考える実行委員会

地図

地図

紀伊勝浦駅 付近 [ストリートビュー]