日本 還暦 野球 発祥の地
にっぽんかんれきやきゅうはっしょうのち
東武鉄道伊勢崎線 館林駅から 東に1.6km。春になると1万株のツツジが咲き誇ることで有名な“つつじヶ丘公園”の東隣に“城沼総合運動公園”がある。陸上競技場の東側にある“市営城沼球場”の外野フェンスと内野スタンドの境界に碑が建っている。
昭和50年代に 群馬県知事が“県民総スポーツ参加”を提唱したことを背景に,昭和54年(1976) 60歳以上のメンバーによって 還暦野球チーム「前橋還暦ボーイズ」が誕生し,これをきっかけに 群馬県内に7つのチームが作られた。昭和56年(1978) に“群馬県還暦野球連盟”が組織され,第1回群馬県還暦軟式野球記念大会が8チームの参加により開催された。
現在では 70歳以上の“古稀チーム”なども作られ,還暦チーム 66,古稀チームが 19,グランド古稀チームが 4,傘寿チームが 1と,合計90チームが連盟に登録されて 活発に活動が続けられている。
さらに還暦野球は全国にも広まり,島根県と鹿児島県を除く全都道府県毎に還暦野球連盟が組織され,現在 全日本還暦軟式野球連盟に登録されたチーム数は 477 (還暦 398,古希 79)となっており,毎年秋には「全日本還暦軟式野球選手権大会」が開催されている。
写真
碑文
日本還暦野球
発祥の地館林市長 中島勝敬 謹書
館林オールドジェントルマンクラブ
昭和四十年四月結成
代表 渡辺 利三郎白光クラブ 昭和五十年改名
館林還暦スターズ 昭和五十六年改名平成十三年八月
ときの有志これを建つ