豊浜 教育 発祥之地
とよはまきょういくはっしょうのち
余市町の市街地から雷電国道(国道239号)を東に約12km。“豊浜町”バス停近くで南東に分れて500m程進むと“豊浜生活改善センター”がある。センターの敷地内(入口左側)に“豊浜教育発祥之地”と刻まれた細長い石碑が建っている。
余市町は積丹半島の北側の付け根にあり,ニシン漁の港として古くから発展してきた町。リンゴなどの果樹農業が盛んで,ニッカウヰスキーの創業地でもある。また 平成8年(1996) に海岸沿いに走る国道の豊浜トンネルで大規模な崩落事故が発生し20名の犠牲者が出たことも記憶に新しい。
この地には,余市町立豊浜小学校(豊浜地区で最初の学校)があった。豊浜小学校は昭和61年(1986) に,ここから10kmも離れた沢町小学校に統合されて廃校となっている。過疎地で児童数が減少したためだろうが、資料が手に入らなかったため,詳しい事情は不明。
写真
碑文
豊浜教育発祥の地