発㊌祥
はっしょう(みず)
千歳線
北広島市は 札幌市の南東に隣接して, 近年 札幌のベッドタウンとして人口が増加している。明治初年に 広島県人25戸が集団移住して これが地名の由来となった。明治21年(1894) に広島村になり, 昭和43年(1968) に 広島町に, 平成8年(1996) に北広島市となった。
太平洋戦争後の昭和30年代に この付近に入植した開拓者たちは, 飲料水や灌漑用水確保のために この地付近に深井戸を掘り, 水道管を敷設して 西の里開拓専用水道が創設された。これが北広島市の水道発祥とされている。この地の水道の歴史は かなり浅い。
昭和38年(1963) には 広島村簡易水道事業が認可され 椴山で汲み上げた水で 東部の市街地への 給水が開始された。その後 人口の増加に対応するため, 昭和55年(1980) に石狩東部広域水道企業団からの給水が始まり, この水を西の里配水池で受水して 本格的な広域水道時代になった。
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