発(水)祥

 

千歳線 上野幌かみのっぽろ駅の東 約4km。西の里中学校の 250m東に 赤いレンガ造り風の建物 “西の里配水池”がある。その敷地内に 赤い石造りの, 聖火台を 思わせるモニュメントが建っている。これが 北広島の水道発祥の碑なのだが, はっきり「発祥の地」とは書かれておらず, 「水」と「発祥」を組み合わせた文字が書かれているのみである。

北広島市は 札幌市の南東に隣接して, 近年 札幌のベッドタウンとして人口が増加している。明治初年に 広島県人25戸が集団移住して これが地名の由来となった。1894(明治21)年に 広島村になり, 1968(昭和43)年に 広島町に, 1996(平成8)年に 北広島市となった。

太平洋戦争後の昭和30年代に この付近に入植した開拓者たちは, 飲料水や灌漑用水確保のために この地付近に深井戸を掘り, 水道管を敷設して 西の里開拓専用水道が創設された。これが北広島市の水道発祥とされている。この地の水道の歴史は かなり浅い。

1963(昭和38)年には 広島村簡易水道事業が認可され 椴山で汲み上げた水で 東部の市街地への 給水が開始された。その後 人口の増加に対応するため, 1980(昭和55)年に 石狩東部広域水道企業団からの給水が始まり, この水を西の里配水池で受水して 本格的な広域水道時代になった。

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  • 北広島水道発祥
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  • 北広島水道発祥
  • 西の里配水池
  • 北広島水道発祥

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北広島市西の里 付近